フォントの管理

★フォントインストーラーSAKURA★

PCで使用できるフォントは、標準で入っているフォントだけでも多数ありますし、フリーで入手出来るもの、文書作成ソフトに付属しているフォントなどを加えれば、膨大な数のフォントが存在しています。
フォントインストーラーSAKURAは、そういったフォントを一括管理出来るソフトです。

どのようなフォントが、インストールされているか確認したい時、フォントの名前をクリックすればサンプル表示してくれます。
そうやってフォントのデザインをチェックしていき、似た様なフォントは一つだけ残して、残りを削除する場合、大変便利なソフトです。

PCの中に不必要なフォントを大量にインストールしていると、PCの動作を重くするばかりなので、不必要なフォントはPCの中に入れておかない方がいいです。
しかし、はがきなどの印刷物をPCで作成する場合、凝ったフォントは使ってみたいものです。
そうすると、いつの間にかフォントの数が、膨大なものになっています。

フォントインストーラーSAKURAは、インストールされているフォント、PC内には保存していても使用するフォントとしてインストールしていないフォント、その両方を管理出来ます。
インストール、アンインストールその両方を、このソフトで行えるので、フォントをチェックしながら必要なフォントだけ残す時、威力を発揮するソフトですね。

http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/writing/se191710.html

音楽プレイヤー

★Media Monkey★

音楽CDからのリッピングや、音楽ファイルの形式変換など、多くの機能を備えたオールインワン型の音楽プレイヤーです。
海外のソフトですが、標準で日本こに対応しているので、使い易いプレイヤーです。

音楽CDの曲をPCに取り込んで、連続再生で聞く人は多いと思いますが、PCに保存している曲が多くなれば多くなるほど、それらのファイルを管理するライブラリ機能が重要になってきます。
Media Monkeyは、ライブラリ管理がWindows本体に近い形になっているので、Windowsを使っている人には分り易い形式になっています。

また、iPodなどのポータブルオーディオデバイスとの同期転送も行えるので、その事が海外での人気につながっているようです。
iTunesに比べれば、かなり軽量ですし終了後も常駐したりしないので、PCに余計な負担をかけません。
それでも再生専用のfoobar2000あたりに比べると、ソフトの立ち上がりが遅いですが、オールインワンプレイヤーの中では軽い部類だと思います。

リッピング時に、音楽ファイルに埋め込むタグやカバー画像を、自動的に取得してくれるので、手間が掛からないのもありがたいですね。
まあ、この辺の機能は、最近の音楽プレイヤーでは標準機能ではありますが。

音質面は標準的で、可もなく不可もなくという感じです。
この辺はイコライザーを使って、自分の好みのサウンドに調整して使った方が良さそうです。

全体的な印象としては、判りやすく操作のし易いプレイヤーだと感じました。

日本語入力

★Google IME★

日本語を入力するIMEは、ほとんどの人がWindows標準のものを使っていると思います。
また、ATOKに慣れている人は、有料であってもATOKを使っているようです。
基本的に、使い慣れているものが使いやすいですから、あまりいじりたく無いという人が多いのではないでしょうか。

そんな中で、突然発表されたのがGoogleの日本語IMEです。
かなり話題になっているので、試しにインストールして使ってみました。

一番の特徴は、数文字入力しただけで変換候補がいくつも表示される、サジェスト機能です。
サジェストはネット上に氾濫している言葉を、候補として表示する為、日本語として間違っているものも、結構候補に上がります。
だから変換効率を上げるのに有効かどうかは微妙という印象です。

評判になっているだけあって、使いにくいという訳ではないんですが、長所と欠点が混在しているという感じです。
まだ新しいIMEですから、改善の余地が多いという気はしますが、WindowsのIMEから乗り換えても、極端に使いにくいという事はないと思います。

IMEに関しては、なれというのが一番大きな要素だと思うので、無理にお薦めする気はないですが、試しに使ってみるのは面白いかもしれません。

http://www.google.co.jp/intl/ja/ime/

メモリ管理

★メモリの掃除屋さん★

ハチマキしたネコのアイコンでおなじみの、メモリ管理ソフトです。
定番のソフトなので、使っている人も多いと思いますが、最新のバージョンは64bitのOSにも対応しているようです。

レジストリに記録せず、解凍してフォルダ内にあるアイコンをクリックするだけで、常駐して自動で管理してくれます。
ショートカットを作っておく場合は、フォルダ内のアイコンを自分で設定するわけですが、MemClTiny.exe（常駐型軽量版）、MemCleaner2.exe（アプリケーション型メモリの掃除屋さん for 視覚障碍者）、MemClCmd.exe（非常駐型メモリの掃除屋さん）、MemCleanerNT.exe（ＮＴ系専用の通常版）、MemCleaner64.exe（x64の通常版など、幾つもアイコンが用意されていますから、自分のPCにあったアイコンを、デスクトップやスタートメニューに登録しておけばいいと思います。

思わぬところでメモリを浪費していることがあるので、メモリを多く搭載しているPCでも、あまり搭載していないPCでも、メモリ管理は必要なので、大変ありがたいソフトですね。

スタートアップ

★Quick Startup★

Quick Startupは、Windowsを起動した時、一緒に立ち上がる常駐ソフトを管理できるソフトです。

ソフトをインストールした時、そういった常駐ソフトを、いつの間にかインストールしているケースは多いですし、そういったソフトが多くなるほど、Windowsの起動は遅くなります。
スタート時に、無理して起動する必要のないソフトは、なるべく起動しないようにした方が、Windowsは使いやすくなります。

Quick Startupを起動すると、同時起動のプログラム一覧が表示されます。
そこに表示しているソフトから、必要がないと思うソフトを選んで削除するだけですから、操作は簡単です。
また、Windowsのシステムに関連するような、削除したら危険なソフトは表示されないようなので、その点でも使いやすくなっています。

また、スタートアップ起動の遅延という欄があり、Windowsの起動より少し遅らせて自動起動させることも出来ます。
常駐はさせておきたいけど、あわてて立ち上げる必要のないソフトは、遅延起動させた方がいいでしょう。

スタートがもたつくようになったら、このソフトを使って、スタートの状態をチェックしてみればいいと思います。